全回転式オールケーシング工法
低空頭スライド工法 特許第4747193号
新開発の「低空頭オールケーシング(全回転式)スライド工法」は、今まで重機が入らなかった低空頭作業も可能となり、作業効率が格段にアップしました。
伸縮性のスライド式アームを採用。狭小な現場でも作業が可能となり、従来の工法では不可能だった建物内部の作業や高速道路等の桁下作業に最適です。
地中内部にあるコンクリート塊や鉄筋等の障害物、転石・岩盤を掘削することができる全回転式オールケーシング工法を採用。ケーシングチューブを圧入先行し、ケーシングチューブを回転させることで優れた掘削を可能にします。
ベースマシン形式 | KB-1500RⅡ | |
掘削性能 | 工法 | オールケーシング工法(全回転式) |
掘削径 | Φ1,000mm・Φ1,200mm・Φ1,500mm | |
最大掘削深度 | 約45m(地質による) | |
全装備重量 | 約60.0t | |
最大トルク | 1,275kN-m(130t-m) | |
引抜力 | 1,275kN(130t) | |
押込力 | 392kN(40t) | |
主要寸法 | 全幅 | 2,980mm(手摺設置時:3,350mm) |
全長(搬送時) | 9,200mm | |
全高(搬送時) | 2,980mm | |
全長(作業時) | 12,090mm | |
全高(作業時) | 4,450mm~ (アウトリガー張出長さ含む) |
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ウインチ | 形式 | 一軸単胴油圧モータードライブ式 |
巻上力 | 69kN | |
巻上速度 | 最大90m/min |
ケーシング長 | 上空制限高さ | |
場所打ち杭 | 置換杭 | |
1.0m | 4.65 ~ 5.15m | 4.65 ~ 5.00m |
1.5m | 5.15m ~ | 5.00m ~ |
超低空頭スライド工法 特許第4747193号(全機種)、
第5621026号/6088093号/6559374号/7519707号(一部機種)
厳しい高さ制限のある工事に対応するため超低空頭スライド工法掘削機を開発してから数年が経ちました。
本工法では、様々な現場に対応可能な数種類の掘削機を取り揃えております。
また、本工法の掘削機の大部分が国土交通省のNETIS(新技術情報提供システム)に登録しています。
最近では、φ2,000mmに対応した掘削機や、電力を駆動源とするクリーンな掘削機を開発しました。
超低空頭スライド工法掘削機リスト
掘削機名 | 掘削径(mm)ごとの掘削長 | 駆動源 | 空頭制限下での 自力高さ調整 |
スライド装置の 90度回転 |
NETIS登録 (CB-190025-A) |
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1,000 | 1,200 | 1,500 | 2,000 | |||||
SRD-1200HLⅢスライド型 E | 30m | 30m | ー | ー | 電力 | 〇 | 〇 | 〇 |
SRD-1200HLⅢスライド型 | 30m | 30m | ー | ー | 軽油 | 〇 | 〇 | 〇 |
RT-120スライド型 | 20m | 20m | ー | ー | 軽油 | 〇 | 〇 | 〇 |
SRD-1200スライド型 | 20m | 20m | ー | ー | 軽油 | 〇 | × | 〇 |
RT-150LⅡスライド型 | 30m | 30m | 20m | ー | 軽油 | 〇 | 〇 | 〇 |
SRD-1500スライド型 | 30m | 30m | 20m | ー | 軽油 | 〇 | × | 〇 |
KB-1500RⅡ3.3型 | 45m | 45m | 45m | ー | 軽油 | × | × | × |
RT-200ALスライド型 | 50m | 50m | 40m | 30m | 軽油 | × | × | 〇 |
※対象の掘削機をクリックしますと詳細PDFが開きます。
施工フロー
スーパートップ工法
全回転チュービング装置によりケーシングを全回転させながら押込み圧入する、もっともスタンダードな工法です。 高トルクとクサビ型チャック機構により高い切削能力をもち、転石のある地盤や旧構造物の鉄筋コンクリート基礎がある地盤など、従来は難しいとされていた施工条件下においても安全かつ高能率で、大深度、大口径の施工が可能です。開発以来、全国で5000件以上の施工実績のある信頼の技術です。
解体工事
周辺環境に配慮し、安全且つ確実に施工します。
その他 各種工事
各種杭打工事 土木工事 地盤改良工事 |
各種山留工事 アースドリル工事 井戸工事 |
鋼製山留材リース アースアンカー ディープウェル 他 |