従来、不可能だった工事を可能にした施工現場
体育館内部基礎工事
今までの工法では、壁の一部を壊して機械をいれたが、低空頭スライド工法では、空頭4.5メートル以下でも工事を可能にしました。
橋梁拡幅・桁下工事
従来は代替の仮設橋を建設して、新たに新規の橋を建設していた橋梁工事ですが、低空頭スライド工法では 既存の桁下に重機が入るため、車両は従来の橋の上を通行したまま工事が可能で、大幅な工事費削減になります。
今まで重機が入らなかった低空頭作業が可能に、作業効率が格段にアップ!
低空頭作業が可能に!
新開発の「低空頭オールケーシング(全回転式)スライド工法」は、今まで重機が入らなかった4.5メートルの低空頭作業も可能となりましたので、作業効率が格段にアップしました。
現場に対応したスライド式
最長9メートルまでの伸縮性のスライド式アームを採用。狭小な現場でも作業が可能となり、従来の工法では、不可能だった建物内部の作業や高速道路等の桁下作業に最適です。
信頼のオールケーシング工法
地中内部にあるコンクリート塊や鉄筋等の障害物、転石・岩盤を掘削することができる全回転式オールケーシング工法を採用。ケーシングチューブを圧入先行し、ケーシングチューブを回転させることで優れた掘削を可能にします。
寸法表
主要諸元表
名称 | 低空頭オールケーシング(全回転式)スライド工法 | |
ベースマシン形式 | KB-1500R | |
性能 | 工法 | オールケーシング工法(全回転式) |
掘削径 | Φ1000mm~Φ1500mm | |
最大ケーシング外径 | Φ1480mm | |
最大掘削深度 | 約45m(地質による) | |
ウインチ | 型式 | 一軸単胴油圧モータードライブ方式 |
吊り上げ力 | 59kN(6000kgf) | |
吊り上げ速度 | 90m/min | |
ケーシングドライバ(全回転装置) | 回転トルク | 1180kN-m(120tf-m) |
最大引抜力 | 約1250kN-m(128t) | |
ケーシング押込力 | 約392kN(40t)但しシリンダ出力1630kn(166t) | |
主要寸法 | 全長(格納時) | 約9685mm |
全幅 | 約3180mm | |
全高(格納時) | 約2925mm | |
全長(作業時) | 約13000 | |
全高(作業時) | 約4.35~4.85m | |
全装備重量 | 約60t |